2021年

2021年となりました。

皆様どんな年末年始をお過ごしになられたでしょうか。

今年は良い年にしたいですね。
皆様にとって心穏やかに身健やかに、
笑顔に満ちた良い年となります様に。

今年もどうぞ宜しくお願いいたします。

2021年1月吉日
柳原由佳
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自分の年末年始は〜、と思い出しながら書いていくと
予想に反して長くなってしまいました笑
せっかくなのでそのまま載せたいと思います。
(長いので興味ない方はスルーしてくださいね)

私は大晦日から神社で奉務をしていました。
神社で過ごす年越しは中学2年生から今に至ります。
(実家は社家ではないです)
留学していた時や体調不良時を除いてほぼ毎年神社で過ごしています。

今回の年末は風は強く気温も低く、年末らしい寒さでした。
大晦日ってたとえ暖冬と言われる年であっても
結局は風が強く寒い日が多い気がします。

境内では薪をくべて参拝者が暖を取れるスペースが設けられます。
これも正月らしい景色で好きです。

その薪がぱちぱちと焼ける音やゴトゴトと木が当たる音、
時折強いが吹くと大きな木の枝がしなり、木の葉が揺れるざわざわとした音。その音の隙間から家々から聞こえる生活音が混じって聞こえる。

冷たい風を体に感じながら、その音たちを聞きながら、見上げる空が
なんとも言えない表情で(もちろん自分の感情も大いに影響していると思う)
ああ、年を越すんだなぁ来年はどんな年になるかなといつもその時に
色々な人たちや物事についてぼんやりと考え、想います。

周りを見渡すと私一人。

年を越す前は境内には何故かいつも人が少なくて
境内に一人だけの時も珍しくない。

神様と1対1で対話出来る、絶好のチャンス。
(スピリチュアルな話ではなく、何となくそういう雰囲気になる)

その時に空を見上げると雲の塊が静かに早く流れていき
その隙間から冷たい光のお月様が見え隠れしている。
自分の存在は消え去り、淡々と進む時間、地球の動きを感じる。
神社で少しだけですが自然に近い環境の中に身を置く事が出来て
とてもありがたく感じます。

そして時が過ぎ、参拝者がぞろぞろと増えてきて
気がつけば年を越しています。それがいつもの流れ。

神社に行くといつも感じるのですが、特に
0時を過ぎる前のあの神秘的な時間、空間は独特です。

自分が即興演奏をする時の心の置き方(空間に溶け込む、調和する事への意識の集中)にも通ずるものがあると感じています。

なーんて。
駄文失礼しました。